領域12インフォーマルミーティング議事録

日時:2008年9月22日12:00-13:00
場所:WB会場(岩手大学上田キャンパス)
司会:平井光博 領域代表

[報告,連絡事項]

1)次期代表の挨拶(奥村)

2)第3回奨励賞の経過報告(審査委員長:奥村)

  奥村審査委員長から応募状況について説明があった。

3)文部大臣若手科学者賞に関して(平井)

  平成21年度の候補者推薦に関して各領域からの推薦依頼があり, 平成19年度,20年度の若手奨励賞審査委員会メンバーで協議 の上,受賞者6名の中から1名の推薦を行った。

  表彰内容:科学技術部門,若手科学者賞,創意工夫功労賞,創意工夫育成功労賞

  「若手科学者賞」:萌芽的な研究,独創的視点に立った研究等,高度な研 究開発能力を示す顕著な研究業績をあげた40歳未満の若手研究者。

  文部科学省研究振興局が推薦依頼を行った機関からの推薦。

4)次期世話人(2008年10月〜)の挨拶

  次期世話人となる

  ソフトマター:市川正敏(九州大学大学院理学研究院物理学部門)

  化学物理:金賢得(京都大学大学院理学研究科 化学専攻)

  生物物理:宗行英朗(中央大学物理学科)

  の方のうち、宗行、市川両氏から挨拶があった。

5)領域ホームページのリニューアルに関して(横島)

  ホームページをリニューアルし必要な情報を探しやすくした。また、簡潔な作りにすることで、すばやく新しい情報を付け加えることを可能にした。御意見、御要望があったらお寄せ下さい。

6)日本物理学会第14回論文賞受賞候補論文御推薦のお願い(平井)

  領域12に推薦枠が1つある。

  物理学会論文賞への積極的関わりについて

  (1) みんなが適当に有力論文もJPSJに投稿ように心がける。最終的には欧米誌 に出すとしても,PRELIMINARYな結果はJPSJに出すなどの努力をする。

  (2) 論文賞の推薦をする立場の人は,何とか良い論文を探して推薦する。その人 ひとりでは大変なので,適当に意見を数人に挙げてもらうようにする。これを 申し送り事項にする。  (2008年3月報告:小貫,山室)

  表彰の対象となる論文は、原則として表彰年度の前年6月から遡って5年以内に 「Journal of the Physical Society of Japan」または「Progress of Theoretical Physics」(Supplementを含む)に発表された論文の中から選ばれる。 JPSJ編集委員長,Progress編集委員長,推薦委員会委員長,支部委員長,領域代表

  〆切り:11月21日 積極的な推薦をお願いします。

7)キーワードの改定(横島)

  前回のインフォーマルミーティングで議論された新キーワードが2009年春の学会の講演申し込みからキーワードリストに追加される。

[審議事項]

1)次々期世話人(2009年4月〜)の推薦と承認(2009年4月−2010年10月)

  次々期世話人として以下の方が推薦され承認された。

  ソフトマター:山口哲生(東京大学大学院工学研究科 物理工学専攻)

  化学物理:金鋼(分子科学研究所)

  生物物理:北尾彰朗(東京大学 分子細胞生物学研究所)

2)春季大会におけるシンポジウム,セッションなどの提案(世話人)

  田原氏(理化学研究所)による招待講演(秋山)と「アミロイド病の生物物理学(仮題)」に関するシンポジウム(岡本)が提案された。

3)奨励賞の受賞者枠の見直しに関して(平井)

  当初,各領域の受賞者枠は講演数実績によって決められた経緯がある。また,領域によって応募状況などが異なる。数年間は応募者数・受賞者数の推移を見守るのが妥当である。領域12では応募者数が増えているのに受賞者数を減らすというのはいかがなものかとの平井代表のお話があり、しばらく現状のままでいくことが承認された。

4)領域11からの提案(林)

  シンポジウムの日程調整が難しいので発表者に発表日を柔軟に考慮するように出来ないかとの提案があったが、日程に優先順位をつけるということで決着した。

  領域11の生体分子機械のキーワードを選んだ人が少なく領域11担当世話人から要請があった場合に、領域12で引き取ってもらうことについて承認した。