日本物理学会第70回年次大会
領域12 インフォーマルミーティング 議事録
書記:菱田(筑波大学)
日時:3月22日(日)17:30
場所:AQ会場
1)代表、副代表、運営委員について
2015年4月より代表は福田順一氏(産総研)、副代表は高須昌子氏(東京薬科大生命科学)となり、任期は2015年4月〜2016年3月である。
運営委員は以下となる。
ソフトマター:菱田真史氏(筑波大数物)、任期2014年10月〜2015年9月
及川典子氏(首都大理工)、任期2015年4月〜2016年3月
化学物理: 岡本隆一氏(首都大理工)、任期2014年10月〜2015年9月
古府麻衣子氏(東大物性研)、任期2015年4月〜2016年3月
生物物理: 冨樫祐一氏(広大RcMcD)、任期2014年10月〜2015年9月
奥村久士氏(分子研)、任期2015年4月〜2016年3月
また、2015年4月〜2016年3月の「次期副代表」は杉田有治氏(理研)が推薦され、承認された。
次々期運営委員(任期2015年10月〜2016年9月)は以下の三名が推薦され、承認された。
ソフトマター:住野豊氏(東京理科大理)
化学物理: 川ア猛史氏(名大理)
生物物理: 斉藤稔氏 (東大総文)
2)領域委員会の報告事項(岡本代表)
2-1) 物理学会全体の規定が変更され、若手奨励賞の複数領域での重複受賞が禁止された。これに準じ、領域12の若手奨励賞応募規定も変更し、他の領域との複数応募を禁止とする。他薦により複数の領域で受賞した場合、いずれかを選ぶ。その場合、選ばれなかった方の領域では繰り上げ受賞はしない。この規定変更は次回の第10回若手奨励賞の公募から適用する。これに従い、領域12の規定も変更されることになった。以前の規定が重複申請を許さないものだったので、それに戻す形になる。変更内容が自明なので、本インフォーマルミーティングでは、具体的な文面は審査委員会に一任することにした。つまり、改訂文の2行目に
「(平成27年3月のインフォーマルミーティングで承認)」という一文を入れる。
2-2) これまで学会当日の登壇者変更は領域代表の承認を得てからでないと行えないことになっていたが、これを変更し、運営委員や座長の承認でもよいとする。ただしその場合、会期後に領域代表から承認される必要がある。承認がない場合、登壇記録から削除する。
2-3) 年次大会の正式な表記が「第××回年次大会(○○○○年)」と変更された(西暦の追加)
2-4) 今後、講演のためのスライドの作成は英語を推奨する。
3)第9回若手奨励賞について
審査委員長の福田順一氏(領域副代表)より、第9回若手奨励賞の選出について説明があった。応募者は自薦・他薦合わせて10名あり、その中から川ア猛史氏(モンペリエ第二大、名大理)および住野豊氏(東京理科大理)が選出された。受賞の理由および対象論文が説明された。
また、上記の複数応募の禁止に加え、更なる応募規定の変更が提案され、承認された。今後は、物理学会による正式発表をもって審査結果の告知とすることとし、受賞の上限数についての記述を変更する(人数の明記なしにする)。
4)その他
4-1) 運営委員の和田浩史氏(立命館大理工)より、今回(第70回年次大会(2015年))のプログラム編成について説明があった。本来、3月22日午後のプログラムでは、ポスター発表の講演時間を後半にすることで口頭講演のセッションとの時間の重複を避ける予定であったが、ポスター発表の講演時間が前半に配分され重複してしまっていた。これは物理学会の規定でPSA会場の講演時間は前半と決まっていたものを運営委員が把握していなかったことから生まれた。今後注意が必要である。(ポスター会場がPSA、PSB両方に割り振られた場合にどのようになるのかについては要確認。)
4-2) 今回から概要が電子化されたが、一つずつダウンロードを行わなければならないのが大変であるとの意見があった。改善できるか物理学会事務局に要確認である。
4-3) 運営委員の菱田真史氏(筑波大数物)より、領域12のキーワードにおいて現在「過冷却・ガラス」となっているところを「過冷却液体・ガラス」とするべきとの意見があり、その場で承認された。
4-4) インフォーマルミーティングに間に合うように、より積極的に新旧運営委員が次回のシンポジウムの提案・企画を行うべきとの意見があった。これは、「運営委員がシンポジウムの提案・企画を行うことが期待されていることと、シンポジウムを企画しない場合:新任運営委員が招待講演の企画を立てるのが恒例になっている。」との申し送り事項(http://www.r12.div.jps.or.jp/sewaninTips.html)があるためであり、これが再度周知された。また、インフォーマルミーティングで提案がなかった場合は、会員なら誰でも提案できるので、締切に十分な余裕を持って、領域代表が3分野のメーリングリストに提案を促すメールを出すことが確認された。