領域12 インフォーマルミーティング 議事録
書記:高江恭平(東京大学)
日時:9月23日(土)17:15-18:15
場所:N23会場
(0) 代表、副代表、運営委員について
現在の代表は杉田有治氏(理研),副代表は藤原進氏(京都工芸繊維大学)である.任期は2017年4月~2018年3月である.
2017年4月より代表は藤原進氏(京都工芸繊維大学),副代表は吉森明氏(新潟大学)となり任期は2018年4月~2019年3月である.
2018
現運営委員、および次期運営委員は以下となる.
ソフトマター: 樋口祐次氏(東大物性研) 任期2016年10月~2017年9月
荒井俊人氏(東大工) 任期2017年4月~2018年3月
下川直史氏(北陸先端大マテリアル) 任期2017年10月~2018年9月
化学物理: 池田昌司氏(東大) 任期2016年10月~2017年9月
高江恭平氏 (東大) 任期2017年4月~2018年3月
石崎章仁氏 (分子研) 任期2017年10月~2018年9月
生物物理: 立川正志氏(理研) 任期2016年10月~2017年9月
尾又一実氏(国立国際医療研究センター) 任期2017年4月~2018年3月
上村淳 氏(東大) 任期2017年10月~2018年9月
(1) 次次期領域運営委員(2018年4月-2019年3月)について
以下の三名が推薦され,承認された.
ソフトマター物理:坊野慎治氏(早大)
化学物理:中村壮伸氏(産総研)
生物物理:脇田順一氏(中央大)
(2) 若手奨励賞について
今年度の状況の報告 領域副代表(審査委員長)藤原氏(欠席につき杉田氏より報告)
領域 12 の受賞者の上限は 3 名
応募者は最終的に 8 名, 審査終了,受賞者内定。
任期終了委員名の報告
領域代表 杉田氏
第
11
回(
2017
年度)で退任の審査委員
柴山充弘氏(東大物性研)
兼松泰男氏(大阪大)
甲賀研一郎氏(岡山大)
木寺詔紀氏(横浜市大生命医科学)
ありがとうございました。
(3) 領域委員会の報告(領域代表:杉田氏)
非会員参加登録費の改定
会友制度
物理学会を退会する時点で正会員(大学院生)は、希望により会友として登録を申し出ることができる。
会友費として年間 3000 円を支払うものとする。
学会参加に関しては、会友は一般と同様の扱い。
2017 年次大会参加登録費
会員(期日前 6000 円、期日後事前 Web 6500 円、会期中現地 7000 円)
学生等(期日前 3000 円、期日後事前 Web 3750 円、会期中現地 4000 円)
非会員一般(期日後事前 Web 7500 円、会期中現地 8000 円)
非会員学生(期日後事前 Web 5000 円、会期中現地 6000 円)
新非会員参加登録費( 2018 年年次大会から)
一般事前 15000 円、一般現地 17000 円、学生事前 5000 円、学生現地 5000 円 (学生参加費は要確認)
2017 年秋季大会の招待・企画・チュートリアル講演・シンポジウムの採択
領域 12 からは以下のシンポジウムが提案され、採択された。
ソフトマターの構造形成とその制御(提案者:樋口祐次(東大物性研))
若手奨励賞関係
若手奨励賞受賞者数上限は、各領域に基本枠 1 人、さらに直近の過去 3 回の年次大会における各領域の講演者数に比例して定数をわりふる。
上記の方法で算出した領域 12 の受賞者数上限は 3 人。
すでにスケジュールが決まっているので、
募集の案内を領域WEBに掲載する。
審査委員リストを事務局を通じて、理事会に提出する。
学生優秀発表賞
経緯
いくつかの領域(物性では6領域)で、学生発表賞などを学会の理事会を通さずに「物理学会」の名前がついた学生向けの賞を出していた。
審査要項や審査員名簿などを学会に提出し、ある程度統一的な賞の規定を作りたい。
議論の流れ
日本物理学会学生優秀発表賞実施要綱(案)を議論した。しかし、様々な反対意見が出された。
領域でまちまちの賞に対して学会長名で賞状を出すのはどうか?
受賞歴をどうカウントするか?
拙速に要綱を決めてしまうと、まだ始めていない領域もやらないといけないプレッシャーを感じてしまう。
実施要綱を決めるのではなく、領域の出す若手発表賞を承認するために最低限必要な条件を提示すれば良いのではないかという意見が主流になった。
上記案を理事会で再度検討するため、現在、若手発表賞を出している領域は現状の形で継続すること、 2018 年春に統一的な賞の規定を出すことは間に合わないことが確認された。
その他
特定のコミニュティ(新学術領域研究など)が提案するシンポジウムを一般の枠で採択しない。
そのようなシンポジウムは今後始まる共催シンポジウムとして提案する。
領域代表が、領域会議の前に事前に提案されたシンポジウムについて審議すべき。
共催シンポジウムの開催
新学術領域などコンソーシウムが提案するシンポジウムを、一般のシンポジウムとやや別だてとして、共催シンポジウムとして開催できる案を検討した。
その場合は、運営経費として一定額をコンソーシウムが学会に支払うことにする。
一般のシンポジウムがあくまでメインなので、共催シンポジウムの数などには上限を設ける。
議論の流れとしては、概ね賛成が多く引き続き理事会・事務局で議論することになった。
はやければ
2018
年
3
月から開始されるかもしれないが、そのためには事務作業を急がねばならず、厳しい状況。
(4) シンポジウムの提案について 藤芳暁先生(東工大)の提案:
「進化した顕微鏡で生物を見る」
他にもどしどし提案してください。 (5) 学生発表賞関係 上記報告を受け、以下のような議論がなされた(前回までの議事録も参照のこと):
他領域は?
まちまち。口頭発表・ポスター・論文賞いろいろ、勝手に出されている。
他領域で多いのは「学生発表賞」
物理学会の立場:要綱を作りたい。→即決は不可能
では各領域での賞を続けてよいのか?→すぐにはやめられない。
領域独自は問題ないが、物理学会の名前を勝手に出すのはやめてほしい、というのが学会の認識。
やるならかっちりしたもの(要綱)を作ろうというのが学会の立場。
要綱案は若手賞に近いものだった。
要綱を決めたからと言って領域
12
が始める義務はない。
領域
11
としても、問題は先延ばししつつ、消極的。
合同セッションが多いので、領域
11
だけ、
12
だけというのは難しい。
意見:
どちらかというとやったほうが良い。
学振など審査の際、賞の数が圧倒的に違ったりするので、情報とかと競うときに不利。
意見:
たくさん与える方が良い
審査が大変なので続けられるように簡便な方が良い
意見:
若手奨励賞の価値がおちる。
結論:
意見はいろいろあるが、積極的な反対意見は出ていない。
やるのは悪くないが、やるにしてもシンプルで継続可能なものが良い。
やらないのも一案。
他領域や物理学会の動向を見守る。
一度領域
11
とも議論する必要がある。
参考:生物物理学会での取り組み
http://www.biophys.jp/ann/ann01_11.html
(6) ガラス合同セッションにおける英語発表 経緯
ガラス合同セッションにおいて試験的に、英語講演者がいるセッションにおいて講演者の言語を日本語/英語の選択式にした。
結果
日本人講演者
10
名のうち
3
名が英語で講演を行った。
質疑は日本語でも可とした
議論
おおむね好評。領域
12
として、
スライド(および講演)を英語にすることを奨励すると記述を加えるよう、学会にお願いする方向で話がまとまった。