領域12 インフォーマルミーティング 議事録
書記:池田昌司(東京大学)
日時:3月17日(金)17:15-18:15
場所:C35会場
(0) 代表、副代表、運営委員について
現在の代表は高須昌子氏(東京薬科大生命科学),副代表は杉田有治氏(理研)である.任期は2016年4月~2017年3月である.
2017年4月より代表は杉田有治氏(理研),副代表は藤原進氏(京都工芸繊維大学)となり任期は2017年4月~2018年3月である.
現運営委員、および次期運営委員は以下となる.
ソフトマター: 吉岡潤氏(理研) 任期2016年4月~2017年3月
樋口祐次氏(東北大金研、4月から東大物性研) 任期2016年10月~2017年9月
荒井俊人氏(東大工) 任期2017年4月~2018年3月
化学物理: 客野遥氏(神奈川大) 任期2016年4月~2017年3月
池田昌司氏(東大) 任期2016年10月~2017年9月
高江恭平氏 (東大) 任期2017年4月~2018年3月
生物物理: 森河良太氏(東京薬科大) 任期2016年4月~2017年3月
立川正志氏(理研) 任期2016年10月~2017年9月
尾又一実氏(国立国際医療研究センター) 任期2017年4月~2018年3月
(1) 次次期領域副代表(2017年4月-2018年3月)の選挙について
現領域代表から、吉森明氏(新潟大学)が推薦され,承認された。
(2) 次次期領域運営委員(2017年10月-2018年9月)について
以下の三名が推薦され,承認された.
ソフトマター物理:下川直史氏(北陸先端大マテリアル)
化学物理:石崎章仁氏(分子研)
生物物理:上村淳氏(東大)
(3) IUPAP関連の報告(領域代表:高須)
IUPAPのC6(Biological Physics Commission)委員会の活動報告があった。
報告事項
1. IUPAP International Conference on Biological Physics(ICBP)の開催(今年:ICBP2017、ブラジル、6月5日−9日)
2. IUPAP C6 Young Scientist Prize(YSP)の推薦を募っている。
3. IUPAP C6 Newletterの発行が計画中。
4. ICBPより小規模な国際会議をIUPAP主催で開くことも可能。
5. 今年はCommission委員のメンバーを選ぶ年。
詳細は笹井先生(名古屋大学)まで。
(4) 秋の学会が生物物理学会と日程が重なる件(領域代表:高須)
生物物理学会の日程(9/21まで)が、秋の物理学会の日程(9/21から)と部分的に重なっている。
9/22に移動する人もいるので、秋の物理学会の生物物理のセッションは3日目(9/23)以降にする。
インフォーマルミーティングも3日目がよい。
(5) 秋の学会のシンポジウム等の提案(領域代表:高須)
インフォーマルミーティングでは特に提案は出なかった。
(6) 領域12ガラスセッションの英語講演に関する提案(運営委員:池田)
現状の物理学会のシステムでは、日本人講演者は日本語講演をし、往々にしてスライドも日本語のため、
日本で研究している英語話者が物理学会に来るインセンティブが低い。
特にガラスセッションに関して、これを改善したいという意見が出された。
具体的には、英語講演者がいるセッションにおいて登壇する日本語講演者に対して、
英語講演への変更が可能であるというメールを送る案が提案され、了承された。
領域11のインフォーマルミーティングでも議論の予定で、もし領域11も賛成ならば、試行する。
(付記:領域11のインフォーマルミーティングでも承認された。 3/18)
ガラスセッションでうまくいくようなら、領域12の他のセッションでも検討する。
(7) 講演キーワードに関する提案(運営委員:客野) 講演キーワードに合同セッションの表記をすることが提案され、承認された。 (8) 領域委員会と事務局からのお知らせ(領域代表:高須) 下記(9)と(10)参照。 (9) 若手奨励賞関係(領域代表:高須) 若手奨励賞の受賞者上限の算出方法に関する文言の修正。 修正前:過去3回の年次大会における各領域の講演者数に比例して定員を割り振る。 修正後:直近の過去3回の年次大会における各領域の講演者数に比例して定員を割り振る。 (10) 学生発表賞関係(領域代表:高須) まず、領域委員会・理事会における若手発表賞の新設に関する議論の報告があった。 賞に関する学会の規定に関しては、特に意見がなかった。 その後、領域12での対応について、以下のような意見が出された。 ・学会への要望 学会申込ページに 「学生賞審査を希望するか? はい、いいえ」 の欄があった方がよい。 ・領域12の学生発表賞について 目的は? a) 領域12の発表を増やす? b) 他の分野で学生発表賞が出ている。 その後、領域12の学生が他の分野の学生との競争(奨学金免除、ポストなど)で、負けないようにする。 ・受賞者を奨励賞の数に比べて多めにするほうがよい。 例えば、応募者の10%-20%など。 ・物理学会の冠がつかない賞を一度やってみれば? ・口頭発表で審査希望の学生を1セッションに集めると、審査がしやすい。 ・概要で足きりをした方がよい。 概要を出さない場合は当日審査しない。 概要がしょぼい場合は当日審査しない。 全ての申込みを審査する必要はない。 ・生物物理学会会員なら物理学会会員でなくても発表できる。 生物物理学会では、物理学会会員なら発表できるが賞はだめ。 対等にするには、物理学会でも賞に応募するには物理学会会員である必要。 ・審査員の確保が大変かも。 運営委員は集計などで忙しい。 座長が審査に加わるとよい。 過去3年くらいの運営委員、領域代表など(OB/OGを含む)に依頼する。 ・学生応募者。1人当たり5名程度が審査する。 担当した発表の平均点を基準にするようにする(科研費審査と同じ)。 ポスターは時間の関係で、2時間で5件くらいが限度。 ・反対意見もあるので、引き続き、秋のインフォーマルミーティングで議論する。