領域12 インフォーマルミーティング 議事録
書記:平岩徹也(シンガポール国立大学)
日時:9月11日(水)12:30-13:30
場所:K35会場
(1) 代表、副代表、次期副代表、運営委員について
現在の代表は吉森明氏(新潟大学)・副代表は横島智氏(東京薬科大学)であり, 任期は2019年4月~2020年3月である.
2020年4月の次期副代表:3月の学会インフォーマルミーティングで決定.
現運営委員、および次期運営委員は以下となる.
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ソフトマター |
化学物理 |
生物物理 |
2018年10月~2019年9月 |
村島隆浩氏(東北大) |
斉藤圭亮氏(東大) |
前多裕介氏(九大) |
2019年4月~2020年3月 |
平岩徹也氏(シンガポール国立大学) |
水野英如氏 (東大) |
鳥谷部祥一氏(東北大) |
2019年10月~2020年9月 |
佐々木裕司(北大) |
木村明洋氏(名大) |
永井健 氏(北陸先端大) |
(2) 次次期領域運営委員(2020年4月-2021年3月)について
担当運営委員からの簡単な紹介の後、推薦・了承された:
化学物理:斎藤真器名氏(京大)
生物物理:畠山哲央氏(東大)
ソフトマター領域の次次期運営委員についてはメール審議となった。
10月に担当運営委員が物理学会に推薦を行う。
(3) 若手奨励賞についての報告
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若手奨励賞:今年度の状況についての報告。
審査委員長が欠席のため、領域代表が代わりに説明
領域12の受賞者の上限は3名
募集要項を作成して、領域ウェブに掲載(6月22日)
CPML, Softmatter, BPML, PRCなどに掲載
締め切りは7月15日、例年より少し早い。
応募者は11名。
若手奨励賞:第13回(2018年度)で退任の審査委員、藤原進(京都工芸繊維大学)、 森下徹也(産総研)、石崎章仁(分子研)
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若手奨励賞という名前の変更について議論がなされた。
-審査委員から、若手奨励賞を「学術賞」等の名前に変えられないかという提案があった。
-「若手賞」では外部から軽視される傾向があり、もっと権威のある名前にできないか、という要望である。
-領域12だけ変えるのは無理という意見があった。
-領域12での年齢制限は40歳以下。
-堂寺先生(近畿大学)による補足:(若手賞とよく呼ばれるが)正確な名前は「若手「奨励」賞」受賞者の数は発表者数で決まる。
-結論として、他の領域の年齢を調べ、継続審議にする、こととなった。
(4) 領域委員会と事務局からのお知らせ
2019年秋季大会の承知、企画、チュートリアル講演、シンポジウムの採択について:領域12ではシンポジウム1件、招待講演3件が採択。
採択については申請書に詳しい説明が必要である。あるいは領域会議の前に領域代表に詳しく
知らせる。
登壇者に非物理学会員を選ぶ場合は理由が必要である。
領域代表になられる方は注意して下さい(引継必要)、と領域代表から意見が述べられた。
(5) 米沢富美子記念賞について
応募要項の説明がなされた。今年から新設され、毎年女性会員を対象に与えられる賞。
- 応募資格: 日本物理学会の女性会員で、学位取得後15年以内
- 領域12では3人の推薦が可能(物理学会全体でも5人程度)
- 領域代表より、4人以上の応募があったらどうするか?という問題提起があった。
- 今年度は運営委員と領域代表と領域副代表が合議して決める。次年度以降については審議事項。
- 推薦上限数を上回った場合の審査方法については予めメーリングリストなどで告知した方が良いという意見が合った。
- 学会全体でも5人程度が受賞上限数であり、領域内の審査で負担をかけすぎるのも難しいという意見が合った。
(6) 論文賞について
毎年JPSJ, PTPに掲載された優れた論文に出す賞。2編推薦できる。
領域代表より以下の点について説明がされた。
- 物理学会に提出する締め切りは10/31である。
- 公募制に対する意見提案があり、領域副代表による補足説明がなされた。
(7) 大会改革に向けて
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2020年年次大会より冊子体プログラムが廃止されることの説明がなされた。
- 本改革の狙いは、講演申し込みの締め切りが2週間遅らせられることである。
- 2021年年次大会からの大会会場の有効活用についての説明がなされた。
- 論文賞表彰式と総合講演をパラレルセッションのひとつにする。
- セッション割りについても、ポスター発表のコマ数を増やすなどの可能性がある。
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これらについて議論が行われ、結論として
- 口頭発表を申し込んでもポスターにまわされる様なことをしないことを要望
- プログラム冊子廃止のメリットを聞く
ことが提案された。行われた議論は以下の通り。
- 大会会場を探すのに苦労している。部屋の稼働率を上げること、部屋の数を減らして会場費を下げることも目的。
- 口頭講演を選んで、何人かポスター発表にまわさすのは良くない。
- ポスターセッションのコマ数を増やすだけでポスター発表者が増えることはないのではないか。
- 申し込みの締め切りが2週間遅れてもメリットが分からない。冊子体プログラムはとても活用されていると感じる。そう領域会議で意見を伝えてほしい。
- プログラムはホームページからダウンロードできるようになる。
- 学会の当日、有料で販売するのはどうか。予約制にして、事前に刷る部数を決定できれば、予算的にも問題がないはず。
(8) 春の学会(2020年3月)シンポジウム等の提案
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以下の二つのシンポジウム提案がインフォーマルミーティングで認められた。代表者は締め切りまでに手続きをすること。
- 堂寺先生(近畿大)、領域3と4と12の合同で、ジャイロイドについてのシンポジウムの提案。(領域12からの提案)
- 岡本先生(名古屋大)、大沢文雄先生の追悼シンポジウムの提案。
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関連して以下の議論も行われた。
- シンポジウムタイトルに人の名前は出せないのではないか。
- シンポジウムの提案数について。シンポジウムの提案数に特に制限はないとのこと。ただ、領域代表から優先順位を領域委員会に知らせることになっており、それに基づいて、領域委員会のなかで採択・不採択が審議される。
- 提案数が多い場合は、その過程で全体の数の調整がおこなわれる。したがって、提案数が多い場合には、シンポジウムの提案書を魅力的に書くことも大事になる。また、シンポジウム提案には、様々な制約もあるので、あらかじめ領域代表などに制約にひっかからないかどうか問い合わせた方が良い。
(9) その他
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領域副代表より、領域HPの管理をどうするかの問題提起がなされた。
運営委員が必ずコンピューターが得意なわけではないので、問題が起きた時期がある。
->継続審議としたい。
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この9月で終了の委員による挨拶と次の方(2019年10月-2020年9月) の紹介。
- 化学物理: 任期終了 斎藤先生(東京大)、新任 木村先生(名古屋大)
- ソフトマター: 任期終了 村島先生(東北大)、新任 佐々木先生(北大)
- 生物物理: 任期終了 前多先生(九州大)、新任 永井先生(北陸先端大学院大)。ただし前多先生は欠席。