領域12 インフォーマルミーティング
領域12では、物理学会の期間中に行われるインフォーマルミーティングで大事な事を決めてきましたが、今回の春の年会の現地開催が中止になり、現地でのインフォーマルミーティングが出来なくなりました。つきましては、領域12関係の3つのメーリングリスト(CPML、BPML、soft_matter)とこのHPで、領域代表、副代表、運営委員で相談した原案を提案させて頂きます。それをもとに、意見を募集し、それをまた、領域代表、副代表、運営委員で相談し、意見を反映させた形で、最終的な決定をしたいと思います。
意見は一応、4月2日木曜日までと致しますが、議題によってはまだ余裕があるものもありますので、それ以後の意見も受け付けます。意見のある方は、
現領域代表: 吉森明(a.yoshimori(a)phys.sc.niigata-u.ac.jp)
現副代表: 横島智先生(yokojima(a)toyaku.ac.jp)
の両方に電子メールでお送りください。(アドレス中の(a)は@)
目次
例年この時期に次期副代表を決めています。
副代表の任期: 2021年4月-2022年3月
副代表は翌年代表になります。
領域代表からの推薦: 甲賀 研一郎先生(岡山大学)
もし、お認め頂くと来年度は、
という体制になります。ご承認していただけますでしょうか。
次次期運営委員(2020年10月-2021年9月)を決める必要があります。運営委員の先生方の推薦は、
です。お認め頂けますでしょうか。
現状は、ソフトマター物理、化学物理、生物物理の順で、
2019年4月-2020年3月 | 平岩徹也氏(シンガポール国立大学) | 水野英如氏 (東大) | 鳥谷部祥一氏(東北大) |
2019年10月-2020年9月 | 佐々木裕司氏(北大) | 木村明洋氏(名大) | 永井健氏(北陸先端大) |
2020年4月-2021年3月 | 谷茉莉氏(首都大学) | 斎藤真器名氏(京大) | 畠山哲央氏(東大) |
となっています。
主な点は以下の通りです。
◯ 報告
特に(2)については、前回のインフォーマルミーティングで問題になった点がありましたので、発言しました。
● プログラム冊子を廃止した目的は何か
回答: 主に次の二つがある。
● 関連して学会のプログラム編成について改革が進められているが、ポスター発表を増やすために、口頭発表で申し込んでいるのに、ポスターにまわすような事は止めて欲しい。
回答: 今の所そのような事は考えていない。特に今進めているのは、総合講演と一般講演をパラレルにするのを2021年の年会から考えている。
また、領域13から記録の確保として資料を残して欲しいとの要望があり、冊子体もつくるとの回答があった。
◯ 審議
物理学会から英語対応について話し合うよう依頼がありました。具体的には、
という規則をつくることについて意見が求められています。
領域12では同じような合意が過去にありましたので、特に問題はないと思います。ただし、領域会議の報告で書いたように吉森は否定的な意見を持っています。したがって、この点に付いては、現地開催のインフォーマルミーティングできちんと話し合う必要があるとして、領域12では
「英語対応については、次回の領域会議ではなく、秋の領域会議で決定して欲しい」
と次回の領域会議で提案することを決めたいのですが、如何でしょうか。
インフォーマルミーティングに代えて、出来ればこの機会にシンポジウム・企画講演・招待講演の提案をしていただけたらと思います。
● (4/4追記) 慶応大学の千葉先生から2020年秋季大会のシンポジウムとして、以下の提案がありましたので、お知らせします。この提案についてご意見を募集致します。4月7日火曜日までに
吉森明(a.yoshimori(a)phys.sc.niigata-u.ac.jp)
横島智先生(yokojima(a)toyaku.ac.jp)
に電子メールをお送りください。特にご意見のない場合は、インフォーマルミーティングで承認されたと致します。よろしくお願い致します。
[2020年秋季大会シンポジウムの提案]
シンポジウムタイトル:
液体系における新しい排除体積の役割(仮題)
内容:
低分子液体から、高分子溶液、コロイド系、粉体系まで、粒子が混み合った系における物理現象を概観したい。
講演予定者:
甲賀研一郎さん(岡山大・教授)、長田裕也さん(北大・特任准教授)、
稲垣紫緒さん(九大・准教授)、岩下靖孝さん(京産大・准教授)、
吉留崇さん(東北大・助教)、前多裕介さん(九大・准教授)、
千葉文野(慶大・専任講師)(千葉は「はじめに」を担当)。
他に一人増えるかもしれません。(講演順は今後、再編成します)
現在、領域12では、領域11と、ガラス、アクティブマター、生物の3つの合同セッションを行っています。合同セッションには、主領域と副領域がありますが、近年、担当について、混乱があるので、明文化したルールが必要です。
「秋の学会のインフォーマルミーティングにおいて、領域11と領域12で毎回主領域を交代することを提案し、その是非について領域12側での意見をまとめる。」
ことをここで決めたいのですが、お認め頂けますでしょうか。
● (3/28追記) 3月27日付で配信しましたインフォーマルミーティングの原案ですが、名古屋大学の笹井先生から、以下の報告を追加するようご依頼がありましたので、追加させて頂きます。
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IUPAP C6委員会からの報告(笹井)
(1) 報告の目的
IUPAP C6委員会での活動を紹介して、領域12の皆様のご協力をお願いする趣旨です。
ご質問は笹井 (masakisasai(a)nagoya-u.jp)まで (アドレス中の(a)は@)
(2) IUPAP C6委員会とは何か
International Union of Pure and Applied Physics(国際純粋及び応用物理学連合)
は各国の物理学会や科学アカデミーの国際的な連合組織なのですが、
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tits/14/4/14_4_4_92/_pdf/-char/ja
http://osksn2.hep.sci.osaka-u.ac.jp/~taku/bkriupap/20041214/gakujutsu_report_20050106.pdf
IUPAPは物理学会の領域みたいに分野ごとに委員会(commission)に分かれています。
https://iupap.org/commissions/
領域12に関係の深いcommissionとしてC6 (Biological Physics)という委員会があるのですが、
これは、最初の委員長だったHans Frauenfelderが中心になって、1990年に新しい委員会
として組織されたものです。発足当時から郷信広先生が委員を務められ、
その後、伏見譲、吉川研一先生の参加を経て、現在は笹井が日本からの委員として参加しています。
IUPAPへの日本からの参加の母体となっているのは、
日本学術会議の物理学委員会・総合工学委員会合同IUPAP分科会というところです。
http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/bunya/buturi/index.html
2.上記の会議に続いて、統計力学の国際会議Statphys28がパシフィコ横浜で
2022年7月25−29日に開催される予定です。
Statphys28とICBP2022の間で連携を取る方向で調整中。
3.Young Scientist Prizeを3人程度選んでICBPで表彰の予定。
募集は2021にアナウンス予定。日本からも多くの推薦をお願いいたします。
4.シニアな研究者を表彰する賞を新設する計画中。
(手本としているのはStatphysのBoltzmann medal)
Schroedinger medal on Biological Physicsというような感じの名前になりそう。
募集は2021となりそうですが、日本からも推薦できればよいと思います。
5.IUPAP委員の改選(任期3年)は2020年10月の北京での会議で決定の予定
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● 皆様からこの機会にご意見やご質問があればお願いします。