日時:2021年9月21日(火)18:00-19:40
場所:Zoom
(1) 代表、副代表、次期副代表、運営委員について
現在の代表は深尾浩次氏(立命館大学)、副代表は甲賀研一郎氏(岡山大学)であり、任期は2021年4月~2022年3月である。
2022年4月の次期副代表は北尾彰朗氏(東工大)である。
現運営委員および次期運営委員は以下となる。
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ソフトマター |
化学物理 |
生物物理 |
2020年10月~2021年9月 |
伊藤弘明氏(千葉大) |
鬼頭宏任氏(神戸大) |
山本尚貴氏(理研) |
2021年4月~2022年3月 |
作道直幸氏(東京大) |
根本文也氏(防衛大) |
伊藤創祐氏(東京大) |
2021年10月~2022年9月 |
藪中俊介氏(九州大) |
池田龍志氏(東京大) |
上道雅仁氏(東京大) |
(2) 次次期領域運営委員(2021年4月-2022年3月)について
担当運営委員からの簡単な紹介の後、推薦・了承された。
ソフトマター物理:下川倫子氏(福岡工大)
化学物理:植松祐輝氏(九州大)
生物物理:姫岡優介氏(東京大)
(3) 領域委員会での話
領域代表より、領域委員会に関して下記の報告がなされた。
· 大会アンケートの結果報告
- 2021年3月の年次大会後の調査
オンライン開催につていは概ね成功との評価、
参加者の交流のための現地開催、ハイブリッド式を望む声があった。
· 2021年秋季大会の開催方法について
新型コロナウイルスの国内感染状況を鑑みてオンライン開催となった。
他への影響が大きいので日程変更はなし、
概要集アクセス権の無料配布、聴講学生の無料化
· シンポジュウム等
物性関係のみであるが、招待講演7件、チュートリアル5件、米沢賞受賞記念講演1件
シンポジュウム(一般)9件、シンポジュウム(共催)3件の提案があった。
条件付き採択はあるが、不採択はなし。
· 講演の英語対応について
領域委員会の意見を取り入れた2020年12月12日理事会提案
1) 留学生や外国人研究者の参加者への配慮
2) オンライン会議での海外からの参加者の可能性を広げる
3) 学生への教育などの観点から,
・物理学会としては学会発表スライドの英語化を推奨する
・将来的には概要集を英語で書くことも推奨する
に対する領域からの意見集約を受けての議論を行った。議論の結果として、留学生や外国人 参加者への配慮のための英語化に協力することに賛同は得られたものの、各領域からは様々な意見が上がり、理事会提案の文章では領域委員会の賛成は得られず、秋以降も継続審議(一度理事会へ差し戻し、次回以降の委員会再審議)ということとなった。
(4) 若手奨励賞についての報告
·
若手奨励賞:今年度の状況についての報告。
9名の応募があり審査が行われた。
審査結果は10月中旬頃に理事会での審議を経て、決定の予定。
若手奨励賞:第15回(2020年度)で退任の審査委員、横島智(東京薬科大)、山口哲生(九大工)、富永圭介(神戸大河野秀俊(量子科学技術研究開発機構)
(5) 米沢富美子記念賞について
· 今年度の米沢富美子記念賞について説明がなされた。
(6) 春の学会(2022年3月)シンポジウム等の提案
· この場では提案は無し。積極的な提案をお願いするアナウンスがあった。
· 共催として、以下の提案を受け入れた報告があった。
共催5, 7, 11, 12 (領域11が主領域予定)国際ガラス年記念シンポジュウム
「ガラス転移はどこまでわかったのか?」
(7) キーワードの更新について
• 学会申し込みの際に使用するキーワードの更新について学会から問い合わせが来ている。そのため、領域運営委員の間で議論したたたき台を提案し、インフォーマルミーティングでさらなる議論を行った。基本的には、運営委員がプログラム編成を行う際に、混乱しないことを念頭に変更の提案を行ったが、それぞれのキーワードについては、思い入れのある方も多く、大きな変更は行わないこととなった。
今回の変更点は以下のとおり。
【A】第一キーワード「(8)ゲル・ゾル」は第三キーワードに移動
【B】キーワードに関する説明文の末尾に文章を付け加える。
「第一・第二キーワードは適当なものを1つずつ選択すること。第三キーワードは
複数選択可。セッション分類は第一キーワードに基づいて行う。
ただし、第一キーワードで2,3,4を選んだ場合、6〜22の中から1つを第三キー
ワードの欄に記入すること。」
【C】第三キーワードの統廃合と微修正
・キーワード (20) が空白になっているので消す。
・(42)「サスペンション」→「懸濁液」に変更。
・(30)(32) は統合して、「結晶成長・結晶化・融解」にする。
・(57) 階層構造、 (60) 新奇な現象、は廃止。
【D】修正後、番号を空きが無いように振り直す。
(補足)インフォーマルミーティング後に、修正案をMLに流したところ、根本的なキーワードの変更を望む提案があった。運営委員、領域代表、副代表で議論したところ、根本的な変更の議論に賛同する声もあった。以上を踏まえて、今回については、時間的な制約があるので、上記の軽微な変更に留めるが、次回の変更に間に合うように、議論を開始することとなった。
(8) 年会での発表について
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領域代表より、若手奨励賞の受賞者数と米沢富美子記念賞の推薦枠に関して以下の説明があった。
- 若手奨励賞の受賞者数、米沢富美子記念賞の領域推薦枠は年会での発表数により決まるので、特に次の年会は、積極的に発表して欲しい旨のアナウンスがあった。