領域12インフォーマルミーティング議事録
日時:2022年3月18日(金)18:00-19:00
場所:Zoom
(1)
代表、副代表、次期副代表、運営委員について
現在の代表は深尾浩次氏(立命館大学)、副代表は甲賀研一郎氏(岡山大学)、次期領域副代表は北尾彰朗氏(東工大)であり、任期は2021年4月〜2022年3月である。
現運営委員および次期運営委員は以下となる。
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ソフトマター |
化学物理 |
生物物理 |
2021年4月〜2022年3月 |
作道直幸氏(東京大) |
根本文也氏(防衛大) |
伊藤創祐氏(東京大) |
2021年10月〜2022年9月 |
藪中俊介氏(九州大) |
池田龍志氏(東京大) |
上道雅仁氏(東京大) |
2022年4月〜2023年3月 |
下川倫子氏(福工大) |
植松裕輝氏(九州大) |
姫岡優介氏(東京大) |
(2)
次期領域副代表(2022年4月〜2023年3月)について
領域代表からの簡単な紹介の後、ソフトマター分野の栗田玲氏(東京都立大)が次期領域副代表として推薦・了承さ れた。なお、栗田氏には、2023年度は領域副代表、2024年度は領域代表をお願いすることも含めて認められた。
(3)
次次期領域運営委員(2022年10月−2023年9月)について
担当運営委員からの簡単な紹介の後、推薦・了承された。
ソフトマター物理:佐野友彦(慶応大学)
化学物理:藤橋裕太(京都大学)
生物物理:小谷野由紀(神戸大学)
(4)
領域委員会での話
領域代表より、11月に開催された領域委員会に関して下記の報告がなされた。
• 第77回年次大会の開催方法について 新型コロナウイルスの国内感染状況を鑑みて、ポスターセッションはオンライン開催する が、講演は現地からのみとし、同時にライブ配信も行う予定であることが報告された。(しかし、実際には、直前で、すべてオンラインへ変更された。)
• シンポジュウム等 招待講演6件、企画講演2件、チュートリアル9件、シンポジュウム(一般)9件、シンポジュウム(共催)0件の申請があった。結果として、条件付き採択はあるが、不採択はなかった。
• 講演の英語対応について 領域の裁量で進めてほしい。各領域の意見を尊重する。理事会側から強制することはしないことが確認された。
(5)
学生優秀発表賞について
•
申込時に、37件の申請があった。そのうち、要件を満たした25件の発表に対して、25名の審査委員が審査にあたったとの報告がなされた。
•
申込時の申請に加えて、概要集原稿の締め切りまでの提出が審査要件となっていることの周知の必要性が指摘された。
(6)
秋の学会(2022年9月)シンポジウム等の提案
•
この場では提案は無し。積極的な提案をお願いするアナウンスがあった。
• 領域運営委員からの積極的な申請のお願いがあった。
(7) オンライン大会の定期開催についての意見集約
•
理事会では、感染症が終息した後においても、オンラインを一つの開催形態と積極的に捉え、年に2回ある大会のうち一方をオンライン開催にするなど、定期的なオンライン開催の提案があり、その意見集約が求められていた。議論の結果、領域12として、以下の意見を学会へ返すこととなった。
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オンライン大会の定期開催についての領域12の意見
いずれか一方の学会をオンライン開催にすることには、基本的には賛成である。
理由としては、1) 旅費の心配がないので学生が気軽に参加できる、2)会場内の移動が不要で便利である、3)教員にとっても旅費の負担が不要となるのは利点である、が挙げられる。
その上で、オンラインで開催する際のポスターセッションについての要望あるいは懸念を以下に記す。a) オンラインでのポスターセッションは、対面に比べてうまく機能せずよろしくない。この問題に関して、何らかの工夫、対策を考えて欲しい。b) 今回、ポスターセッションは夜の開催であったが、今後は、オンラインでもポスターは日中に行って欲しい。
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(8)
年会での発表について
• 領域代表より、若手奨励賞の受賞者数と米沢富美子記念賞の推薦枠に関して以下の説明があった。
- 若手奨励賞の受賞者数、米沢富美子記念賞の領域推薦枠は年会での発表数により決まるので、特に次の年会は、積極的に発表して欲しい旨のアナウンスがあった。
(9)キーワードの更新について
学会申し込みに際のキーワードについて議論を行い、以下の変更を行うことになった。
【A】(12)化学反応と(16)量子系・電子状態を統合して(12)量子系・電子状態・化学反応とする。
【B】(14)溶液・液体と(15)水和・溶媒和を統合して、(14)溶液・液体・溶媒和とする。
【C】第3キーワードのX線散乱と中性子散乱を統合して、X線・中性子散乱にする。
なお、前回と今回のインフォーマルミーティングで、とくに、融合分野の第1キーワードに関して議論を行った。5つのキーワードのうち、(2)光合成・光生物、(3)シミュレーション手法、(4)生体膜に関しては、最近の利用頻度が極めて低く、単独でセッションが成立せず、申込後に3分野への振り分けを行わざるを得ない状況となっている。前回のインフォーマルミーティングでの提案により今回大会から(2)・(3)・(4)の選択者については第3キーワードとして3分野内での希望を選択してもらうことにし、意図しない分野へ振り分けされることを防ぐようにしているが、融合分野の抜本的なキーワードの変更とその必要性についてはコンセンサスが得られていないのが現状である。この点に関しては、今後とも継続審議をしていく必要がある。このような状況に鑑み、今回は、融合分野のキーワードについては変更せず、現状のままとすることになった。