物理学会領域12 キーワード改正について
2013年8月22日 領域 12 運営委員
【領域12 キーワード改正案はこちら】
前回、前々回の物理学会領域12 インフォーマルミーティング(IM)での議論を受け、 現在領域12へ講演申込時に選択戴くキーワードの改訂を議論しております。
この改訂を検討するに至った主な理由は下記の2点です:前回、前々回のIMでのご意見も踏まえ、現運営委員の間で再度議論し、改正キーワード案を作成しました。
- 第一キーワードはセッション分類のものであるが、研究動向のこれまでの変化により即した分類をする必要が出てきたこと
- 第二キーワードそのものが長く使われ続けたものとなっており、より現在の講演内容に即したものとした方が望ましいこと
次回秋季学会のIMでのキーワードの改正を目指しておりますが、この改正をよりよいものとするため【9月18日(水)まで領域12関係会員各位からのご意見を募ります】
つきましては上記リンクから意見を投稿くだされば幸いです。
領域12関係3分野のML(Soft Matter Info ML, CPML, BPML)に、キーワード改正についてご説明したメールを配信しました。
MLに登録されていない方もいらっしゃいますので、領域12関係会員の方々に、本ページのことをお伝え頂ければ幸いです。
改正キーワード案については別ページを、その検討の詳しい経緯については下記を、ご参照下さい。
[改正提案に至る経緯]
- 2012年9月、秋季学会のインフォーマルミーティング (IM) の時に、前領域運営委員からキーワード改正の提案がされた。
- プログラム編集委員会やメールを通して、改正キーワード案が作成された。
- 2013年3月物理学会年次大会のIMにおいて、改正キーワード案が提示され、その説明があった。(キーワード改正案ver3)
上記IMでの意見を踏まえ、前運営委員により新たな改正キーワード案の提案がなされた(キーワード改正案ver4)。
[2013年3月IMでの改正案における主な変更点]
上述のうち第二キーワード、第三キーワードの取り扱いについては、賛成が得られた。
- 第一キーワードの融合分野を廃止し、3分野(ソフトマター物理分野、化学物理分野、生物物理分野)のみとする。
- 第一キーワードは対象を示すものとし、3分野それぞれで5,6個に絞る。
- 第二キーワードは手法を示すものとし、旧第三キーワードの3つを名称変更したものとする。
- 第三キーワードは詳細を示すものとし、多様な選択肢を用意する。旧キーワードに含まれていたものは基本的に残すこととする。
第一キーワードについて、 化学物理の「対象」を示すのは困難だという意見、
融合分野を廃止するデメリットについて意見があり、さらに今後の検討を行うことにした。
再度、新運営委員も含めて議論、キーワード案ver.5 [PDF]を作成した。
[春のインフォーマルミーティングで提示された案(ver3)からの主な変更点]
最終キーワード案の融合分野の項目については、以下の2点を考慮した:
- 第一キーワードの融合分野を残し、現状にあったものに整理する。また、担当分野の整理をする。新キーワードを加える。
- 第一キーワードはソフトマター分野や生物物理分野は対象を示すものを基本とし、化学物理分野に関してはこれまでのものに基づくものとする。
- 第三キーワードに関しては、旧キーワードで殆ど選ばれていないものはのぞき、近年の傾向にあったものとする。
- プログラム編成をどの分野の運営委員が担当するか明示する。
- 現在複数分野間にまたがり活発に研究がされているテーマ、近年の動向から見て今後の発展の可能性のある
分野を、キーワードとしての選定対象とする。
[最終更新日:2013年8月22日]